日本とタイ、ASEANの“食”を中心とした相互交流をカタチに。

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【登壇】Inclusion Drives Competitiveness: Japanese Executives Gather to Discuss Disability Employment セミナー登壇をご紹介いただきました

 

インクルージョンが競争力を高める:障害者雇用を議論するため日本企業の経営幹部が集結
2026年3月6日

 

2026年2月25日 — AISIN ASIA PACIFIC Co., Ltd. と Sasin Management Consulting Japan Center は、JETROバンコクの協力のもと、Sasin School of Management の TK Hall にて、戦略的CSRとインクルーシブ雇用をテーマとしたセミナーを開催しました。
本イベントには、タイで事業を展開する日本企業の経営幹部やビジネスリーダー約70名が参加し、インクルージョン(包摂性)が企業の競争力を高める重要な要素になりつつあることへの認識が高まっていることが示されました。

セミナーのタイトルは
「日本企業における戦略的CSRの探求:障害者雇用の可能性」
CSRを単なる法令遵守にとどめるのではなく、企業戦略の中核へと進化させていく可能性について議論が行われました。

プログラムは、サシン・マネジメントコンサルティング日本センター顧問、明治大学専門職大学院教授、アジア市場経済学会会長の藤岡資正教授による基調講演から始まりました。
講演タイトルは
「社会とともに成長する:責任から持続可能な競争力へ」
日本企業におけるCSRの役割の変化と、アジアにおける経営戦略への意味について解説が行われました。

続いて、在タイ日本国大使館三等書記官(労働アタッシェ)の斎藤あさひ氏による情報共有セッション
「日本政府の取り組み紹介」
が行われ、インクルーシブ雇用や労働人材開発を支援する日本政府の政策方針と取り組みが紹介されました。

実践事例のセッションでは、ソーシャル・イノベーション財団(Social Innovation Foundation)プロジェクトアドバイザーのジンナラット・ティアマリヤ氏
「多様な雇用機会の拡大」
をテーマに登壇し、タイにおける障害者の雇用機会を広げるための取り組みが紹介されました。

また、Thai Yamazaki Co., Ltd. 社長の秋山正美氏
「障害者雇用10年の実践:成果と課題」
と題して講演し、10年間の取り組みを通じて得られた具体的な成果と、現場で直面してきた課題について共有しました。

技術面からのアプローチとして、Aisin Asia Pacific Co., Ltd. の西村夏希ゼネラルマネージャー
「テクノロジーによる聴覚障害者のエンパワーメント」
をテーマに発表し、技術革新が職場におけるアクセシビリティと生産性をどのように高めるかを紹介しました。

プログラムの最後には、Yum! Yam! SOUL SOUP KITCHEN 創設者 西田誠治による発表
「並走する地域づくり:タイ農村におけるパートナーシップ型コミュニティ開発モデル」
が行われ、地域の人々と同じ目線で取り組む協働型の地域エンパワメントの重要性が強調されました。

セミナー全体を通じて、障害者雇用のビジネス的意義、法制度の枠組み、実装における課題、そして先進企業のベストプラクティスについて議論が行われました。
基調講演や事例紹介、参加者同士の意見交換を通じて、多様性とインクルージョンを企業戦略に組み込むことが、長期的な競争力と企業価値の向上につながることが示されました。

また本セミナーは、ASEAN地域で活動する日本企業の経営者同士が交流し、業界を超えたネットワークを築く場ともなりました。