日本とタイ、ASEANの“食”を中心とした相互交流をカタチに。

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雹被害をバネにスタートしたプロジェクト〜kimoriシードル

 
GRACEと名付けられた本数限定2000本の天からの恵み

昨年から繋がりを持たせていただいている、青森県。ご存知の通り、

全国のりんごの半分以上を生産している、りんごの一大産地として広く知られています。
りんごに関する様々な仕事が代々様々に受け継がれており、
それだけで県の基幹産業として成り立つほどのボリュームを生んでいます。
さすが! りんご王国と言われるだけあります。
 

そんな弘前市のりんご公園内にある弘前シードル工房kimoriは、

りんご畑の中にある何ともいい雰囲気をもった醸造所。青い空に映える白い三角屋根が特徴です。
ここで若手のりんご農家たちが中心となり、自らシードル造りに取り組んでいます。
代表の高橋さん曰く、「誰もが自由に訪れて、りんご畑でのんびりして、
おしゃべりをして、シードルを楽しめる。
美しい景色や美味しいもの、すぐそばにある素敵なものを地域の人たちと分かち合いたい」。
そんな素敵な願いから弘前シードル工房kimoriが誕生しました。
kimoriシードルはりんごの生産から出荷まですべて手作り。
人工的に炭酸を充填しないので、酵母の力でゆっくりと発酵させて、タンク内で二次発酵。
発酵時に発生する炭酸をそのまま果汁に溶けこませる自然な製法をとっているので、
アタリの柔らかい優しい発泡感が特徴です。そして、果汁感にこだわった無濾過製法。
だから、しっかりとりんごの味が感じられるし、
アルコールが苦手な方でもすう〜っとカラダに入ってきます。
厳しい自然相手の仕事に天災はつきもの。
弘前市は昨年9月に市内数カ所に雹(ひょう)が突然降りそそぎ、
局地的に大きな被害をもたらしました。

一年間毎日手をかけて育て上げてきたりんごに訪れた突然の試練。

生産者の気持ちを考えると、何とも重苦しい結末でもあります。
しかし、辛いことがあれば、必ず大きな喜びもやってくるもの。
自然の恵みに対する畏敬の念を込めた、「GRACE」という名の
“凛とした”シードルができました。

使用されたりんごは、雹害を受けたトキという品種。りんごの代表格のふじ、

黄色いりんごでおなじみの王林を親に持ち、ふじよりも甘く酸味もあり、
王林のような豊富な果汁が特徴。
キズがついても、もちろん本来の味にはかわりなく、逆に甘味が増して、
トキの特徴でもある華やかな香りも際立っています。

この冬の限定2000本の販売です。

ぜひ、休日の午後、リラックスしたひとときにお楽しみください。

kimori シードル GRACE

弘前シードル工房 kimori 


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