日本とタイ、ASEANの“食”を中心とした相互交流をカタチに。

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メニュー作りについて

写真 (17).JPG

ヤムヤムのレシピは誰がつくっているんですか?と、

たまに聞かれることもあるので、ちょっと説明しておきます。
毎回、取材に行く前にその時期の旬の食材を
事務局メンバーでリサーチをかけながら、
こちらで最初にタイ料理にする際のメニューの仮組みをします。
シェフにお任せじゃないんですか?!
実はそうじゃないんですよ。
そんな簡単な仕事はヤムヤムではやりません。
というか、やりたくない!笑
過去の開催分の膨大な数のレシピと重ならないか?
様々な食材の代替アイデアや、この郷土料理をベースにアレンジしてみたら
いい組み合わせになるのでは?などなど、
様々な視点から、仮説を立てながら一度メニューを組み立て、
そのたたき案をベースにシェフと初めての打ち合わせをスタートします。
このレシピ作りはヤムヤムの企画の根幹となる、
だれもやっていない新・タイ料理をプロデュースするという大事なポイント。
この最も面白いプロセスをシェフに完全に丸投げすることはありえません!
(楽にやろうと思えば、そうするのが楽かもしれませんが。。)
ヤムヤムではすべてこちらで大きく関わりながら、
シェフと協同でメニューを作り出すというスタンスでやっています。
これは、複数のデザイナーが関わる現場をプロデューサーが頭に立って
全体を仕切って行くことで、実現したいコンセプトを見える形にするという
流れとまったく同じです。
そんな感じで、毎回の特徴的なレシピを作り出していますよ!
しかし、そこは百戦錬磨の個性的なシェフのみなさま。
こちらが提示した、たたき案をベースにしながらも、
それぞれの感性や経験で煮詰め、時にはケンカもしながらも、笑
さらに考えられたレシピとして見事にブラッシュアップしてくれています。
この化学反応がものづくりの醍醐味なんですね!
写真は今回の愛媛版でシェフ参加いただくサクライチエリさんのスタジオにて。
こんな雰囲気でたのしくやってますよ〜(^^)
その楽しい雰囲気から生まれたレシピの数々を
実際のヤムヤムイベントで味わっていただくことが我々主催者の喜びでもあります。


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