日本とタイ、ASEANの“食”を中心とした相互交流をカタチに。

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グンチェーナンプラー

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雨季真っ只中のタイ・バンコクですが、一日中振り続ける日本の雨と違い、タイの雨は短時間に一気に降って来ます。いわゆる「スコール」です。今現在は全くそんな事はないのですが、ひと昔前まで、「傘を差すのはダサい」という様な風潮がタイ人の間であったそうです。まあ、もの凄いスコールの場合、傘があってもずぶ濡れになってしまいますが…。

そんなスコールの合間をぬってビール飲んできました、いやいや、タイ料理食べてきました。今回は「グンチェーナンプラー」(生海老のタタキ)。この料理は、お店や作り手によって辛さの振り幅がすごいので注意が必要です。

理由は、味の決め手であるナムヤム(ソース)に使用するプリック・キーヌー(木立唐辛子)の量の加減と、そのプリック・キーヌーを「すり潰して使用する」という所にあります。プリックキーヌー自体はタイ料理には欠かせない香辛料であり、
基本的なタイ料理のほとんどに使用されているのですが、このナムヤムに使用するプリックキーヌーは、すり潰したものを使用する為、通常よりも辛さが倍増します。

ちなみに、赤色と青色のプリック・キーヌーがありますが、完熟した赤色の方が辛いそうです。もちろん、このナムヤムには赤色、青色、両方が使用されます!!!激辛のナムヤムがかかった生海老を、生ニンニク、ミント、クンチャイ(中華セロリ)と一緒に口に入れると、海老の甘みを、酸味、辛さのナムヤムがうまく引き出しながら、生にんにくが海老の臭さみを消し、ミントなどが後味を爽やかにしてくれます。これでこそ、「スコール」の合間をぬってビールを飲みに来た甲斐があるってものです。辛い料理ですが、とにかくビールとの相性は抜群です。
激辛料理大好きの方はぜひチャレンジしてみて下さい。

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