ブログ・レポート

タイ・ワイン「モンスーンヴァレー」ホアヒン・ワイナリー訪問記<見学編>

象にゆられながら、ぶどう畑をのんびり巡る。

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タイ・ワインのイメージに、これほどぴったりな風景もないでしょう。

 

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Yum! Yam! SOUL SOUP KITCHENに、いつもゲストとして

参加させてもらっている和田義彦です。

 

今年(2012)の9月、タイ・ワイン「モンスーンヴァレー」のワイナリー

訪問してきたので、リポートさせていただきます。

 

さて、ヤムヤムでも毎回のように赤、白、ロゼが提供されている、

モンスーンヴァレーのワイン。


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上の写真は、ヤムヤム長野ver.で提供されたロゼと赤。

 

ヤムヤムではもちろん、日本国内のタイレストランでもけっこうメニューに

載っているので、タイ好きにとっては、すでにおなじみのワインかもしれません。

 

ワイナリーの所在地は、王室の保養地として知られるタイの葉山、ホアヒン。

バンコクからは車で約3時間。

到着後、まずはワイナリー巡りの起点となる

「THE SALA WINE BAR AND BISTRO」へ。


 

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スタッフが案内してくれたのは、ぶどう畑を一望できる爽やかなテラス席でした。


 

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天候に恵まれた気持ちのよい見晴らし。どこまでも広がる畑のグリーン、

そして山々と空。

そんな美しい景色に見とれていると、ウェルカムドリンクが運ばれてきます。

 

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濃厚な味のぶどうジュースです。爽やかな果汁で喉を潤し、

3時間のドライブの疲れを癒したところで、ぶどう畑の見学へ。

道中案内してくれるのは「THE SALA」のマネージャー、ヨサワットさん。

 

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ヨサワットさんと一緒に、幌のついたワインレッドのランドローバーに乗り込んで・・・、

 

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ぶどう畑見学がスタート!

 

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気持ちのよい風を受け、ぶどう畑を眺めながら、フレンドリーな語り口の

ヨサワットさんの解説を聞きます。

青々と育つぶどうの木が、見わたすかぎりどこまでも。

でも、残念ながらぶどうの果実を見ることはできませんでした。

 

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9月といえば、ぶどうの収穫まっさかりのイメージですが、

日本とまったく気候が異なる通年高温多湿なタイのぶどう収穫期は2~3月。

日本やヨーロッパの常識とは違うわけです。

 

そもそも、かつての常識では北緯・南緯ともに30~50度の地域が

ワインづくりに適しているとされていました。

フランスやイタリアなどヨーロッパの伝統的なワイン産地、

そしてカリフォルニアやチリ、アルゼンチン、オーストラリア、南アフリカなど

ニュー・ワールド・ワインの生産地が、その緯度帯に入ります。

 

一方、タイはどうでしょう。ホアヒンの緯度はおおよそ北緯12.5度、

バンコクで13.7度。適正とされていた緯度から外れています。

つまり、これまでの常識を大きくくつがえす「新緯度帯ワイン」

(NEW LATITUDE WINE)のカテゴリーに属するのが、タイ・ワインなのです。

 

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「THE SALA」のエントランスにも、新緯度帯ワインについて説明した

パネルが掲示されていました。

地図の左端の「13°」=「北緯13度」が大きな文字で強調されていますね。

今や新緯度帯ワインは、

世界のワインジャーナリズム注目の的なんです。

 

これまでの常識をくつがえすワイン造りを可能にしたのは、

タイ人スタッフの情熱と、ドイツからやってきた女性醸造家の技術だったそう。

土壌を改良し、放っておいたら年に2回できてしまうぶどうを剪定の技術で

1回にコントロールし、ワインに適した果実を収穫。

ホアヒンのこの地は、山々に囲まれている地理条件から、

もともと昼夜の寒暖差が大きく、ワイン造りには比較的適していたそうです。

 

ぶどうも、タイの気候に適した品種が選ばれました。赤ワイン用品種のシラーズと、

白ワイン用品種のコロンバールです。

 

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上がコロンバールの木。

一般的にコロンバールはブレンド用の補助品種のイメージで、

あまりメジャーではありませんが、

ここではコロンバール100%の白ワインが作られています。

 

しかもこのコロンバール、世界的に権威あるパーカーポイントで

87点の高ポイントをゲットして実力は証明済み。

さらに、今やミシュランの星を取るよりも、こちらにエントリーしたいと

世のシェフたちに言わしめる「世界のベストレストラン50」にランクインした

バンコクのタイレストラン「ナーム」のワインリストにも載っています。

 

じつは、ホアヒンツアーの前日に「ナーム」を訪問しました。

 

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モンスーンヴァレー・コロンバールを注文したことは、言うまでもありません。

 

果実味が豊かで爽やかでありながら、全体的にまあるいふっくらしたイメージで

ミネラリーな印象もうけます。

最近、日本のワイン関係者の間で「うまみ」のあるワインを「だし感がある」と

言ったりするそうですが、

まさに「だし感」のあるワインかもしれません。

タイ料理なら和え物のヤム系の料理などにばっちり合うと思います。

 

コロンバール、そしてシラーズのほか、いまホアヒンではテンプラニーニョ、

マスカット、シュナンブランといった品種が栽培されており、

来年からはカベルネソーヴィニヨン、シャルドネにも着手するとか。

 

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また、モンスーンヴァレーのサイアムワイナリー社が保有する別のぶどう畑、

「フローティング・ヴィンヤード」(サムットサコン県)では、

タイ在来種のポクダム(赤ワイン)、

マラガブラン(白ワイン)が栽培されているそうです。

 

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この「フローティング・ヴィンヤード」、ぶどう畑の中に水路がめぐらせてある

様子が上のパネルで確認できるでしょうか。

ポクダムとマラガブランに適した栽培システムということで、

こちらもいつか見学してみたいものです。

 

さて、車でひとまわりしたあとは、お待ちかねのエレファント・ライディングの時間!

 

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何度もタイに行っているくせに象に乗ったのはこれがはじめて。

象の背に乗ると意外なほど視界が高く、

じっくり畑を見渡せそうなものなんですが、

思ったより揺れるのと初体験の興奮でぶどうとワインのことは

すっかり忘れてしまいました(笑)。

 

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象に乗った目線の映像が上の写真です。

二頭でゆっくり畑を巡る感覚が、どことなくユーモラスでのんびりしていて、

最後はとてもなごみました。

 

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降りたあとは、象に「おつかれさま」の意味も込めて、

1バスケット100バーツのパイナップルを象にあげる余興も。

 

エレファント・ステーション近くの畑には・・・、

 

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プリック(唐辛子)ほか、さまざまなハーブ類が植わっています。

「THE SALA」の料理で使われているそうです。

 

さらに、

 

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上の写真、手前の丘に点々と植えられているのは試験栽培中のオリーブの木。

ヨサワットさんによれば、オリーブも商業ベースに乗せる計画があるそうで、

そうなるとタイでは初。

近い将来、ホアヒン産のオリーブオイルを味わうことができるかもしれません。

楽しみですね。

 

ところで、この頃になると早くワインを飲みたい!そんな気分が募ってきます。

ずっとぶどう畑をながめ、ワインの話を聞いているのですが、

本日まだ一度も実際のワインを口にしていません。

 

というわけで、次は「THE SALA」に戻ってワインとタパスのテイスティングです。

 

(つづく)


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スクリーンショット 2012-11-08 13.25.43.png

以前のカバー写真もタイでプロに撮影していただいたもので気に入っていましたが、
雰囲気よりもベタに訴求することがここでは大事かなと。


FBのカバーを変更しました。

ヤムヤムの活動自体がイベントを主体とした、楽しい華やかなイメージが強いので、
実は背景にあるNPOとして地道にやっている地方活性化活動に向けた部分が、
かなり伝わりにくかったりする部分もありますので。

ヤムヤムで仕掛けている様々なイベント企画自体は、我々の活動が目指す新たな世界の実現のために、
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